1月中旬、冬の那岐山に登ったレポートです。
今回は、Cコースから登りBコースを周回して下山しています。
冬の那岐山は滑落等の心配がなく、雪上歩行のトレーニングに向いていると思います。
さらに、今年の冬は雪が少なく道も分かりやすい状況です。
また、山頂からは360度の展望が楽しめます。
この山行の詳細なデータはこちらをご覧ください!
冬の那岐山へ
縦走コース登山口
岡山県奈義町にある縦走登山口から登り始めます。
この日の登山口の積雪はほとんどありませんでした。
五合目(大神岩)
さて、標高1,000mの大神岩まで登ってきました。
雪の状態は柔らかく登山靴のソールがしっかりとグリップします。
この斜度と柔らかい雪の状態では、チェーンスパイク等の滑り止めを付けずにフラットフッティングで雪上を歩く練習をします。
滝山への稜線
結局、山頂まで滑り止めを付けることなく登ってきました。
今日は青空の下に滝山まで伸びる稜線がくっきりと見えますが、遠くの山はやや霞んでます。
新築の避難小屋
さて、三角点峰で工事中だった避難小屋とトイレが使用可能になっています。
小屋の中は新しい木の匂いでいっぱいです。
なお、土足厳禁になっていますのできれいに使っていきたいものです。
トイレも綺麗な状態です。
展望台からの眺望
また、避難小屋と同時に展望台も新設されました。
早速、展望台の上からの景色を見てみることにします。
まず、西側には雪を纏った大山が見えています。
北側には、霞んだ中に日本海がうっすらと見えています。
さらに、南側も瀬戸内海がぼんやりと見えているような感じです。
東側には、氷ノ山や東山(とうせん)が見えています。
那岐山山頂
さて、展望台から移動して標高1,255mの那岐山山頂に着きました。
Bコースで下山
山頂でしばらく眺望を楽しんだ後、Bコースで下山します。
下りも特に危険な箇所はなく、また滑り止めも必要ありませんでした。
おわりに
那岐山は四季を通じて楽しむことができる山ですが、危険な箇所がないので雪上の歩行トレーニングに向いていると思います。
また、特に冬は空気が澄んでいることが多く、山頂からの眺望が期待できます。
なお、気象条件等によっては厳しい環境になることもありますので、冬用の装備を十分準備して行く必要はあります。
三角点峰に新しくできた避難小屋はトイレも備えていますので宿泊利用にも便利で快適に過ごせそうです。