登山

天城山を周回

登山

10月下旬、静岡県の天城山を周回したレポートです。
天城山は、伊豆半島の最高峰で日本百名山でもあります。
この日は、秋とは思えない暑さの晴天で終始半袖で歩くことになりました。

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天城山(万二郎岳、万三郎岳)周回

登山口まで

前日の宿泊地が仕事の関係で都内の浜松町だったため、当日早朝から移動開始します。
経路としては、品川駅まで山手線、品川駅から熱海駅までは新幹線(こだま号)、熱海駅から伊東駅まで伊東線の電車で移動します。
そして、伊東駅からは東海バスで天城東急リゾート(天城高原ゴルフ場)まで約1時間移動してようやく登山口に到着です。

登山開始

さて、バスを降りたら目の前に登山者用の駐車場があり、その一角にトイレが設置してあります。
さらに、靴が洗えるように水道とブラシも用意してあります。

それでは、駐車場の向かいの登山口からスタートです。

少し行くと四辻に着きます。
ここで、先に万二郎岳に行くか万三郎岳に行くかで道が分かれます。
今回は、左の道に行き万二郎岳を目指します。

万二郎岳

四辻から40分程度で万二郎岳山頂に到着です。

山頂からは万三郎岳が見えます。
右手の一番高い山がそうです。

アセビのトンネル

さて、万二郎岳を後にしてしばらく行くと“アセビのトンネル”と標識にあります。

アセビ(馬酔木)は、2月から4月にかけてスズランのような花が咲きますので、トンネルになった中を歩くのはさぞかし綺麗でしょう。

石楠立(はなだて)

さらに進むと“石楠立(はなだて)”と標識にあります。

ここでは、アセビに続いて4月下旬頃から石楠花の花が咲きます。
今回の秋にはトリカブトが紫の花を咲かせていましたが、春先から初夏にかけてはアセビや石楠花などの花が楽しみな山です。

万三郎岳

あれこれ見ながら歩いていると、40分程で万三郎岳に到着です。
ここで、多くの方が昼食をとっていました。

さて、万三郎岳山頂で休憩したあとは、周回してスタート地点に戻ります。
縦走路から右に折れて涸沢分岐点まで来ました。
ここからは、ほとんど横移動のトラバースで沢をいくつか越えていきます。

このように沢はほとんど涸れていますが、苔の緑と石の白とのコントラストがきれいです。

そして、朝通った四辻を再び通過して登山口に戻ってきました。
もう少し歩きたいところですが、周回し終えたので“おつかれさまでした”。

おわりに

天城山の周回は、距離もそう長くなく標高差も程よいので、お手軽に山歩きができるコースです。
また、春先から初夏にかけては木々の花々がきれいに咲き楽しさを加えてくれると思います。
ただし、バスでのアプローチですと運行時間の間隔が空いていますので、タイミングが合わないと長時間の待ち時間が発生します。
なお、今回の山行では2時間のバス待ちとなりましたので、皆さんは上手にプランニングしてください。

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静岡県の山は、聖岳や赤石岳も歩いてますのでご覧ください!