12月中旬、兵庫県加西市の加西アルプスを周回して歩いたレポートです。
加西アルプスは、善坊山と笠松山を繋いでいるルートで、適度なアップダウンと山頂での素晴らしい展望が楽しめます。
また、善坊山から周回ルートで大瀬ダムに向かっていくと岩尾根を歩く「馬の瀬」も楽しめます。
この山行の詳細なデータはこちらをご覧ください!
加西アルプス
駐車場
まずは、善坊公民館の駐車場に車を停めさせてもらいます。
なお、駐車場のすぐ近くにトイレがあります。
さて、加西アルプスは初めてなので、どこを歩こうかと地図を見ながら考えます。
すると、地元の方が「この地図には載ってないけど、善坊山の先から大瀬ダムに向かって行く周回ルートが面白いよ!」と教えてくれました。
そこで、迷わずアドバイスどおり歩くことにして出発です。
大手門登山口
まずは駐車場からすぐの大手門登山口からスタートです。
登山口からは緩やかで歩きやすい道が続きます。
途中、見通しの良いところでは、これから歩いていく笠松山が正面に見えています。
善坊山山頂
間もなく標高251mの善坊山山頂に到着です。
なお、善坊山山頂には各方角に山名を記したパネルが設置してあります。
それぞれのパネルに書いてある山名とその方角の山を同定しながら眺望を楽しみます。
すべての方角を眺めた後、次の目的地の笠松山に向かって進んでいきます。
周回ルートで大柳ダムに
さて、山頂から少し行くと吊り橋方面と大柳ダムに向かう周回ルートの分岐があります。
ここは、アドバイスに従って左の周回ルートに行きます。
そのまま見通しのきくところまで歩いていくと、近くに端正な山容の笠松山が見えるようになりました。
その場所からは、笠松山へ登るルートが何本か見えるので、どのルートが面白そうか観察して目星を付けておきます。
馬の瀬
ルートを観察した後、さらに歩いていくと岩尾根の「馬の瀬」に着きます。
ここから眺める展望は、低山とは思えないような素晴らしい景色が広がります。
この岩稜の上を歩いた後は、大瀬ダムに向かって下りていきます。
笠松山に
さて、大瀬ダムに下りてきました。
そこで、笠松山展望台の標識に従って少しダムを回り込みます。
標識の先を数十メートル行った所に、少し分かりづらいですが登山口があります。
その登山口から続く岩肌の急斜面を登ったところで振り返ると、正面には善坊山が見えます。
もう少し登りようやく、笠松山の手前のピークに位置する展望台に到着です。
展望台から少し下って笠松山山頂に向かって登り返します。
すると、すぐに展望台のある山頂に着きます。
笠松山山頂
笠松山は標高244mと低山ですが、360度を見渡す展望が素晴らしいです。
さて、山頂を後にして吊り橋に向かって下りて行きます。
岩肌の斜面に鎖が掛けてあるような所もありますが、グリップが効いていて危険は感じません。
ただし、岩肌での躓きと雨で濡れた日のスリップには注意が必要と思います。
吊り橋
そして、あっという間に吊り橋まで下りてきました。
なお、吊り橋を渡った先に続く道は善坊山へのルートです。
吊り橋を渡った所で振り返ります。
直登の道が見えていますが、迂回する道もあります。
吊り橋から善坊山に向かう道を少し登って行くと下山道の案内があり、ここから駐車場に向かって行きます。
皿池
最後は舗装路を歩いて駐車場まで戻ってきました。
これは、駐車場横にある皿池に浮かぶ小島にかかる橋です。
おわりに
加西アルプスは、その日の気分で色々なコース取りができます。
また、適度なアップダウンがあり、岩尾根を歩くコースなど色々なパターンを気軽に楽しめます。
そして、危険な箇所は無く、よく整備されている道なので初心者の方にもおすすめします。