初夏、中国地方最高峰で百名山の大山(だいせん)に行った記録です。
この日は爽やかな青空の広がる天気で気持ちの良い山歩きになりました。
この山行の詳細なデータはこちら!
初夏の大山(弥山)
大山ナショナルパークセンター
まずは大山ナショナルパークセンターの駐車場に車を停めます。
ここは、トイレやコインシャワー、休憩所等があり登山前後に良く利用します。
さて、この日の大山は手前に薄雲がかかっているものの稜線はくっきり見えて良いコンディションです。
まず、大山寺の参道を歩いて夏山登山口に向かいます。
左に見えている「豪円湯院」は、下山後の入浴もできますし食事処もあります。
(入浴料 : 490円 / 大人1人 ※2022年6月現在)
これは、夏山登山口手前の南光河原から見る大山です。
登山口
そして、南光河原駐車場の先から夏山登山道に入ります。
登山道の歩き始めは石段の緩やかな道が続きます。
そして、石段が終わると木の階段になり六合目まで続きます。
ところで、大山は階段地獄と言われることがありますが、段差を低くしてありますので歩きやすいです。
五合目
さて、5合目に到着です。
ここには山の神が祀ってありますので、今日の山行の安全を祈願します。
六合目
ようやく樹林帯を抜けて六合目に着きました。
ここからは、剣ヶ峰(けんがみね)から三鈷峰(さんこほう)に続く稜線が綺麗に見えます。
それと、ここから見る北壁の景色は北アルプスの山々にも負けない迫力です。
また、ここには小さいながらも新しい避難小屋が設置してあります。
草鳴社ケルン
これは、7合目上の草鳴社ケルンです。
さらにその向こうには日本海が霞んで見えてます。
このように海との距離が近い大山は、展望の素晴らしい山です。
8合目を過ぎると間もなく頂上台地に着き、木道が山頂まで伸びています。
なお、左側の木道は横の崖の崩落が進んできたためR4年に通行止めになり、右側の新たなルートが設置されました。
ここは、山頂方面と石室に向かう道との分岐です。
この木道は頂上台地を周回してますので、先ずは山頂に向かい下山時に石室経由で歩くのが良いでしょう。
ようやく山頂避難小屋の屋根が見えてきました。
山頂
そして、標高1,709mの大山(弥山)山頂に着きました。
初夏の大山山頂は、綺麗な青空と爽やかな風が気持ちいいです。
山頂避難小屋は、R2.11に改装され綺麗な内装になってます。
また、トイレは男女別に分けられ洋式になりました。
そして、更衣室も設置され宿泊にも良い環境が整っています。
弥山山頂から最高峰の剣ヶ峰を望みます。
ただし、剣ヶ峰に続く道は崩落が激しく立入禁止になっていて行くことはできません。
さて、大山ではトイレのし尿処理や登山道整備を目的に「大山入山協力金」募金を実施しています。
なお、協力金は当日500円、シーズン券3,000円です。
天空の木道
下山時の木道は、まるで天空に向かって歩いていくように見えます。
さて、5合目手前まで下りてきて行者谷に向かう分岐点に着きました。
ここから行者谷に向かって行きますが、足場の狭い急な階段が続きますので慎重に下りていきます。
元谷に下りてきて北壁を見上げます。
この日は、青空をバックに緑と白のコントラストが美しいです。
また、秋には黄色や赤に染まった綺麗な紅葉が楽しめます。
そして、行者登山口のある大神山神社に到着です。
ここでは、今日の山行の無事にお礼を言います。
おまけ
mont-bell大山店の前にあるマンホールの蓋です。
おわりに
初夏の大山登山のレポートでした。
大山は、中国地方唯一の日本百名山です。
登山口へのアプローチがよく手軽に登れる山として、1年中登山者が多い人気の山です。
また、天気の良い日は、山頂から日本海を直ぐ近くに眺めることができ、また隠岐島も遠くに見ることができます。
登山道の木段も整備され歩きやすくなっていますので、是非登りに来てみてください。