6月初旬、Bコースから那岐山山頂を経由し、滝山まで縦走路を往復してCコースで下りて周回したレポートです。
標高1,255mの那岐山は、登山道がよく整備されていて登りやすく手頃な山です。
そして、季節ごとに色々な姿を見ることができますので、年間を通じて登山者が多く訪れています。
また、頂上からの眺めは360°の大パノラマで、天気の良い日には大山、氷ノ山や遠く四国の山々まで見渡すことができます。
この山行の詳細なデータはこちらをご覧ください!
那岐山
先ずは、岡山県奈義町にある「那岐山麓山の駅」でトイレを済ませた後、登山口近くの第3駐車場に向かいます。
ここは、第3駐車場の目の前にある蛇渕の滝への入口です。
登山口
さて、登山口にある案内図で今日の行程を確認します。
今日は、Bコース(蛇渕滝コース)で那岐山山頂に登り、縦走路で滝山まで往復、そしてCコース(大神岩コース)で下山する予定です。
それでは、ここからスタートします。
Bコースへ
登山口から少し歩くとBコースとCコースとの分岐があります。
今日は、右手のBコースに進みます。
そして、Bコースを歩き始めてすぐに沢に架かる橋を渡ります。
今日の沢は朝方までの雨で水量多めです。
五号目
また、朝方までの雨の影響で山の斜面のあちこちから水が流れてきています。
普段は枯れている沢を何度か渡渉して五合目まで来ました。
そして、ここも渡渉点です。
さて、沢からも離れ山頂まで1kmとなり、随分稜線に近づいて来ました。
九号目で稜線に
ようやく稜線に出て九合目です。
ここからは楽しい稜線歩きが始まりますが、周囲には朝方の雲が残っていて展望はありません。
那岐山山頂
九合目からひと登りで、標高1,255mの那岐山山頂に着きました。
まだ、あたりはガスに包まれて真っ白な状態ですが、少し休憩して水分とエネルギー補給をしながら晴れてくるのを待ちます。
滝山への稜線山歩
山頂での休憩後、三角点峰に向かって移動していると徐々に雲が取れて青空が広がってきました。
そして、滝山までの縦走路がはっきりと見えてます。
ここの縦走路は、笹原のアップダウンを繰り返しながら徐々に滝山に近づいていく中での展望が魅力的です。
東屋
また、途中には改装されたばかりの東屋があり、那岐山を見ながらの休憩ポイントになっています。
さて、滝山への縦走路も終りが近づき、この木段を登りきると到着です。
滝山山頂
いよいよ、滝山山頂の展望台が見えてきました。
今日は、展望台の上で昼食を食べることにします。
展望台の上から見える津山市方面の景色ですが、やや霞んでいます。
振り返って、那岐山から伸びている稜線です。
再び那岐山に向かって稜線山歩
滝山の展望台で昼食休憩の後、折り返して那岐山に戻ります。
往路と同じ道ですが、この稜線歩きは最高に気持ち良いので全く飽きることはないです。
三角点峰からCコースへ
さて、楽しい稜線歩きも終わって三角点峰に戻ってきました。
ここから大神岩を経由するCコースで下山して行きます。
大神岩
Cコースを半分程度下りると五合目の大神岩に着きます。
今日は多くの登山者で賑わっていました。
下山
さて、林道との合流点まで下りてきました。
ここまで来ると登山口まであと少しです。
おわりに
那岐山は、よく整備された歩きやすい道で山頂からの景色も良いので、一年中登りに来る山です。
天気に恵まれた日の滝山までの稜線歩きや四季折々の景色は、ワクワクが止まらない時間を過ごすことができます。
そして、多くの登山者も登りに来ている人気の山です。
なお、下山後は「那岐山麓山の駅」でソフトクリームを食べるのが楽しみです。
鳥取県側からの登山レポートはこちらをご覧下さい。
また、滝山の西にある広戸仙から滝山に縦走したレポートもあります。