登山

鳴滝山から東山を周回

登山

5月下旬、鳥取県智頭町と若桜町との境にある鳴滝山から東山(とうせん)を経て周回したレポートです。
東山を周回するルートを歩くとYAMAP等の登山地図アプリでハートの軌跡が描けてます。
ただし、この山域は歩く人が少なくて、踏み跡も不明瞭なところが多いので山慣れた方と一緒に行かれるのが良いと思います。

yamaiti
yamaiti

この山行の詳細なデータはこちらをご覧ください!

鳴滝山に

鳴滝山登山口前の駐車場

智頭町芦津から三滝ダムを経てさらに進んでいくと右手に広い空き地がありますので、そこに車を停めて身支度を整えます。

登山口

さて、準備ができたらここから歩き始めます。

しばらくは作業道を歩いて行きますが、少し行った先で右手の尾根に続く斜面に取りつきます。

尾根伝いの道

不明瞭な道ですが尾根を外れないように地形をよく見て歩いて行きます。
登りはとにかく尾根を外れないように行きます。
そして、鳴滝山山頂までの間にピークを2つ越えますので、ピークの先の下り斜面では特に地形をよく確認して行きます。

巨木

鳴滝山に登っている途中ではあちこちに巨木があり、その大きさに目を見張ります。
しかもいろいろな形があったり隣の木とくっついていたりと、どうしてこんなことになっているのか不思議な形状の木がたくさんあります。

不明瞭な踏み跡

さらに進んで、ここは鳴滝山の山頂手前の急斜面です。
ほとんど踏み跡はなく、笹を踏み分けて登っていきます。

鳴滝山山頂

ようやく、鳴滝山山頂に着きました。
鳴滝山の標高は1,287mで三角点があります。

なので、山頂からの見晴らしは良く氷ノ山から扇ノ山にかけての山々が展望できます。

東山に向かう

さて、次の目的地の東山に向かって縦走を始めます。

東山に向かっては広い尾根が続きます。
さらに、この区間でもピークを2つ越えますので、地図と地形をよく見て進みます。

カミナリ杉

東山山頂手前にはカミナリ杉があります。
この辺りには焼け焦げた状態の木が何本かありますので、雷がよく落ちるのでしょうか?

さあ、いよいよ東山山頂が目の前になってきました。
ここは薄い踏み跡が伸びてます。
この山域では、これで道の状態がよく見分けられる方です。

東山山頂

標高1,388mの東山山頂に着きました。
写真は氷ノ山方面ですが、条件が良い時は、西に大山を見ることができます。

そして、正面奥の高い山は那岐山です。

地図と地形を見て

さて、東山からスタート地点の登山口に向かって下りて行きます。
いきなり笹薮の中を歩いて行きますが、ここは踏み跡がしっかりとついているので分かりやすいです。

道が分かれる所に近づいています。
正面の小高い所を右に折れるとスタート地点の登山口に向かう尾根に乗ります。
左に行くと標高1,107m地点の登山口に下りて行きます。

ところで、下りでは次々と尾根が分かれていくので、地図と地形をよく確認しながら分岐点を見逃さないように行きます。
また、地籍調査の青か赤の杭が目印になりますが、ルートと違う尾根にもありますのでこれだけを頼らないようにします。

支尾根への分岐点

東山山頂から二つ目のピークを過ぎた1,100m地点で右に折れて小さな支尾根に乗ります。
ここが、一番迷いやすいポイントだと思います。
なお、写真の銀竜草(ぎんりょうそう)は支尾根に入って直ぐの急斜面で見つけました。

ようやく作業道まで下りてきました。
東山を周回した後、YAMAPの軌跡を見るとハートの形になっています。

おわりに

鳴滝山から東山を周回するルートは踏み跡が分かりづらいところが多く、また全く他の登山者とも出会いませんでしたので、天気の良い日に山慣れた方と一緒に登ると良いと思います。
でも、道が分かりずらいということは、周りの地形をよく見ますし、当然地図も頻繁に確認しますので、きちんと山と向き合って歩いていく楽しさがあります。

yamaiyi
yamaiyi

初心者でも楽しめる扇ノ山那岐山のレポートはこちらをご覧下さい!
また、下山後に智頭超芦津のみたき園のcafeクインスで美味しいコーヒーを飲むのも良いです。

タイトルとURLをコピーしました