登山

広戸仙から滝山に縦走

広戸仙から滝山縦走登山
那岐山に続く稜線

4月初旬、岡山県北部の広戸仙(ひろとせん)から滝山(たきやま)に縦走したレポートです。
滝山には那岐山側から縦走してきたことがありますがその先が未踏でしたので、今回広戸仙側から歩いてみることにしました。

yamait
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この山行の詳細なデータはこちらをご覧下さい!

峠の茶屋

まずは、広戸仙登山口近くの峠の茶屋に駐車して身支度を整え、トイレも使わせて貰います。
ここは、週末などに地元の方がお茶を供したり農産物等を販売されてます。
また、トイレもきれいに掃除してあり気持ち良い施設です。

広戸仙

声ヶ乢からスタート

広戸仙への登山口がある声ヶ乢(こえがたわ)です。
ここから広戸仙に登り滝山まで縦走していきます。
広戸仙山頂まで3.1Kmですが比較的歩きやすい道で、ここから第1展望所までは綺麗に整備された遊歩道が続きます。

第1展望所

登り始めて30分ほど歩くと第1展望所に着きます。

そして、第1展望所からすぐのところに水場の案内もあります。

第2展望所

第2展望所にある案内板です。
なお、ここから「ふるさとコース」にも行けます。
このコースの所要時間は約4~5時間ということです。

第3展望所

さて、第3展望所に着きました。
広戸仙への登山道の中では、ここから見る景色が一番良いです。

手前の山がこれから行く滝山で、その奥に見えるのは那岐山です。
那岐山への稜線は、剣山から次郎岌までの稜線に雰囲気が似ているので、時間があれば那岐山まで縦走したいところです。

昔、第3展望所のあるところには爪ケ城(つめがじょう)という砦があったようです。

広戸仙山頂

第3展望所から5分ほど歩くと標高1,115mの広戸仙山頂に着きます。
広戸仙から滝山まで3.0Kmですので、ちょうど半分来たことになります。

滝山

広戸仙から滝山に向かって少し下ったところの縦走路です。
なお、この冬は雪が多かった為か、滝山との間のコルに向かって下りていく途中に雪が残ってました。

そして、コルから滝山に向う尾根を登り返します。
左に見えるピークは滝山ではなく、ホントのピークはその奥です。

滝山山頂

コルから20分程度登ると、標高1,192.5mの滝山に到着です。
この先、滝山から那岐山までは2.9Kmで1時間25分のコースタイムです。
時間に余裕があれば、那岐山まで足を伸ばすこともできます。

ところで、展望台の上で先客の方から、「JRを利用して那岐山と広戸仙の間を縦走をする方もいるよ」と教えてもらいました。
そこで、帰宅してから調べてみると、鳥取側の那岐駅と岡山側の三浦駅を使って繋げることが分かりました。
どちらの駅も登山口までほどほどの距離を歩くことになりますがチャレンジできます。

滝山山頂からの那岐山方面の眺望です。
ここの稜線は、四国の剣山から次郎笈までの稜線のような景色でとても好きな場所の一つです。

折り返し

さて、広戸仙から滝山への縦走の後半戦のスタートです。
滝山の展望台を後にして来た道を引き返します。

落ち葉でふかふかの道を下りていきます。

声ヶ乢の登山口まで無事下山してきました。
平野部の桜はもう終わってますが、山ではまだ綺麗に咲いています。
また、峠の茶屋では、かき餅などの地元の生産物を販売していて賑わっていました。

おまけ

昼飯は、冷凍の「広島お好み焼き」を食べました。
なお、歩いている間に解凍されますので、フライパンで温めるだけです。
冷凍食品は種類豊富で美味しいですし、保冷剤がわりに飲みものを冷やしておけますので一石二鳥です。

おわりに

今回の山行は、歩行距離11.1km、登りの累積標高1,225mの縦走でした。
広戸仙から滝山までの縦走は危険な箇所もなく歩きやすい道ですので少し長い距離にチャレンジしたい方にオススメです。

yamaiti
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次は、船通山にカタクリの花を見に行きました。

また、他の山の情報はこちら

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