登山

雪の氷ノ山

登山

年末、雪の氷ノ山(ひょうのせん)で登り収めを行ったレポートです。
この時期にしてはしっかりと雪が降っているので、様子を見に氷ノ越コースで山頂まで歩きます。
雪は降りたてなのでアイゼンをつけずに歩けますが、六合目あたりから踏み抜くことが増えてきたのでワカンをつけて山頂まで行きました。

yamaiti

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雪の氷ノ山

若桜氷ノ山キャンプ場から

さて、若桜町の氷ノ山キャンプ場からスタートします。
雪の量はそれほど多くなくトレースもしっかりついています。

氷ノ山越

キャンプ場から約1時間登り氷ノ山越の道標が見えてきました。
ここまでは概ね登山道に沿ってトレースがついているので歩きやすいです。

ブナの樹氷

氷ノ山越避難小屋から進みブナの原生林を見渡してみると、木に雪が付いて樹氷になってきています。
なお、ここの雪面は締まって歩きやすいですが、この先に吹き溜まりや笹の下が空洞になっていたりで踏み抜くことがありワカンをつけました。

稜線から頂上を望む

さらに進んで稜線を歩いている途中では、山頂の避難小屋がはっきりと見えてます。

甑岩

そして、八合目を過ぎ甑岩(こしきいわ)が目の前に見えてきました。

さて、甑岩をトラバースします。
ここは急な斜面を横切りますので足元に注意しながら進みます。

ハチ高原と樹氷

その途中、ふと顔を上げると遠くにハチ高原の白いゲレンデ、眼下一面に綺麗な樹氷が目に飛び込んできて暫し見入ってしまいます。

山頂

甑岩のトラバースを過ぎてひと登りで山頂の避難小屋が見えてきます。
いつも山頂の避難小屋を見ると安心感からかほっとします。

新しい避難小屋もすぐ近くにあります。
この小屋にはトイレも併設されています。

ただし、冬季は凍結防止のため小屋もトイレも閉鎖されています。

復路にて

下りも同じルートを辿り、稜線を歩いている途中で若桜氷ノ山スキー場が間近に見えていました。

氷ノ山越からもトレースを辿ってきて無事キャンプ場に到着です。

おわりに

氷ノ山はいつも登っている地元の山です。
そして、中国地区標高第2位で兵庫県の最高峰であり日本200名山にもなっています。
なお、登山ルートは鳥取県側と兵庫県側とで複数あり避難小屋もそれぞれありますので冬季でも安心してチャレンジできます。
もちろん、天候と装備を十分確認することは何よりも大切なことになります。