登山

石楠花咲く那岐山

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5月初め、山花の女王と言われる石楠花が咲く那岐山に鳥取県智頭町から登ったレポートです。
那岐山は、鳥取県と岡山県の県境にあり、氷ノ山、後山などと共に氷ノ山後山那岐山国定公園に指定されています。
そして、山頂からの眺めは素晴らしく、空気の澄んだ天気の良い日には日本海や瀬戸内海もみる事ができます。
ところで、お目当ての石楠花は馬の背小屋の手前からあちこちに咲いていて見頃を迎えていました。

yamaiti
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この山行の詳細なデータはこちらをご覧ください!

智頭町からの那岐山

駐車場

鳥取県智頭町側の登山口には、旧那岐小学校を右手に見ながら大畑橋まで林道を行くと駐車場が見えてきます。
そして、駐車場手前には仮設トイレが設置してあります。

駐車場には5〜6台停めることができます。
また、すぐ近くの道路沿いにも路側帯が広くとってある場所があり、そこにも駐車可能です。

今日の行程

さて、案内図を見て行程を確認します。
今日は西仙コースから山頂を経由して東仙コースを下りてくる予定です。
なお、西仙コースでは尾根コースの方を行きます。

西仙コース

西仙コースの歩き始めは林道です。
しばらくこの道を歩いて行き、尾根コースと渓流コースとの分岐点から山道に入って行きます。

急登の尾根コース

ここから尾根コースに向かって道を右に曲がり、山頂まで1.8kmです。

尾根コースのスタートは、一度沢に降りて橋を渡ってから尾根に取りつきます。

石楠花(しゃくなげ)

そこから少し登っていくと石楠花の花が斜面のあちこちに咲いています。

馬の背小屋手前の急登

さらに進んで馬の背小屋に向かう途中には、木の根を掴みながら登る急な斜面もあります。

あちこちに石楠花

その急斜面から振り返ると見事な石楠花の花がいたる所に咲いていました。

馬の背小屋

さて、ようやく急登を登りきり馬の背小屋に到着です。
ここで、水分とエネルギーを補給しながら休憩します。
なお、小屋の中は綺麗で快適です。

稜線まであと一息

休憩後、木立の向こうに稜線が見える緩やかな坂を登って行きます。
ここまで来ると、もう少しで三角点峰に着きます。

三角点峰

稜線手前で熊笹の斜面を登ると間もなく、三角点峰に到着します。
そこから東側には那岐山山頂が見えています。
なお、ここにあったトイレは崩壊してて使用できなくなっています。
 ※2023.5現在。

那岐山山頂

さて、三角点峰からひと登りで標高1,255mの那岐山山頂に着きました。

そこで、さっきまでいた三角点峰の方を振り返ります。
そこには、青空をバックにどこまでも歩いて行きたくなるような道が伸びています。
なお、山頂直下には避難小屋が見えています。

東仙コース

山頂での眺望を楽しみ、滝山方面への縦走路に後ろ髪を引かれながら、下山路を東仙コースにとり歩いていきます。

こちらのコースも歩きやすい道ですが、西仙コースと違って階段が多く、登りに使うか下りに使うかは好みの分かれるところです。

これがコースの階段の中でも一番急で長い階段でした。
ところが写真にすると、さほど急には見えていないのが残念です。

おわりに

那岐山は、鳥取県側と岡山県側とのどちらからでも登れて、さらにどちらも周回できるコースがあります。
ワンウェイでスタート地点に戻って来れるのは大きな魅力だと思います。
また、距離も標高も手頃な感じで初心者からでも十分楽しめる山です。
さらに、滝山方面まで足を伸ばせば(ピストンになりますが・・・)長い距離も歩けますので、ベテランの登山者も満足できます。
なお、今回は新緑の季節で爽快な山歩きでした。

yamaiti
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ミツマタが満開の袴ヶ山にも行ってます。

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